久しぶりにブログを書きます。
今日は、内の少年部門下生の話です。
つい先日、親御さんから
「息子が学校で喧嘩をした。」
との電話がありました。
ゆくゆく話を聞くと
ちょっかいを出してきた子3人に対して喧嘩を売り、1人で3人ともやっつけたとの事でした。
自分も怪我を負い、相手の子も鼻血が出たらしいですが、
その3人というのは
その子よりも体格の大きな子で、常習的に嫌がらせを繰り返していたようです。
他のクラスメイトも、その子が悪くないと証言してくれ
先生も正当防衛だと、3人の親御さんに言ってくれたようでした。
その子は
「やったった」
と言うのでもなく、
「テコンドー教えてもらってるのに、喧嘩してごめんなさい」
と言ったようです。
喧嘩をする事自体は、良いとは言えませんが
悪いとも思いません。
ただ、1つ思う事が
集団で苛める方も弱い人間ですが
苛められ、行動を起こさないのも弱い人間だと思います。
苛めを非難しても、苛めがなくなるわけではありません。
一番大事なのは、状況を変える為にどうすればいいのか考え、立ち向う事だと思います。
なんにせよ、生徒が強くなってくれて嬉しく思います!
相手が自分より大きかろうが、
人数が多かろうが、どんなにコンディションが悪くとも、行動を起こして頑張らない限りどんなそれっぽい事を言っても、それは全て自分の小さなプライドを守るための言い訳です。
ここからは、自慢なのですが、
後輩や自分の教え子にそれを実際に見せて証明したかったので、
私は55キロほどですが、80キロ代の相手3人、70キロ代の相手1人に試合で勝ちました。
そのうち2人は全日本1位、2位も含まれてます。
※ 通常テコンドーは階級が5キロ刻みくらいで分かれていますが、出場人数が少なく4階級合同、昔は無差別級の団体戦もありました。
もちろんそれを成し遂げれたのは、教えてくれる師範、一緒に練習してくれた仲間が居てくたこそですが
身体が小さくとも、年をとっていても頑張れば可能性は0ではありません。
男女関係なく、ほしいものがあれば努力して強くなるのが近道です!
来年はそんな子がまた増えてくれるよう、練習方法を工夫し、頑張っていきたいと思います!