Q.攻撃を思い切り食らうと痛さで怯(ひる)んでしまいます。
痛さになれる練習もしていますが、それでもきついです。
何か良い方法はないでしょうか?
A.確かに相手の攻撃力でビビッてしまうケースは大人でもあります。
怯むと体が硬直して、更にきつい攻撃を食らうことになるんですよね。
開き直って前に出れば思っていたより簡単に勝てる場合もありますが、それをやれと言っても難しいと思います。
まずは勝つために1つ1つ武器を身に付けていきましょう。
その① 相手の攻撃に当たらないスピードを身に付ける。
基本的に軽い階級は重い階級の選手よりもスピードがあります。
どんなに重い攻撃でも避ければ問題ありません。
ヒット&アウェイ+クリンチで相手に触らせないくらいのスピードを身に付けましょう。
その② 攻撃のポイントをずらす。
その①が出来ない場合、また出来たとしても相手もスピードがあり避けれない場合。
半歩前に踏み込むか、サイドに体を移動させ、相手の攻撃が直で当たらないようにしましょう。
相手の蹴りに対してその場でガードすると、ガードの上からでも利かされます。
その③ 攻撃の瞬間に脱力する
その②でも対応できない場合。
攻撃を直でくらいそうな時は、力に逆らわず後ろに跳びましょう。
(跳ぶというよりは体を浮かせる感じ)
相手の攻撃を踏ん張って受けると、もろに力を受けてしまいます。
上級者になると体のヒネリだけで相手の攻撃を受け流せるようになります。
まだまだ技術はありますが、とりあえずその①~③を身につけることが出来れば、多少自分よりでかい相手でも戦えるようになりますよ。
次回は(気が向けば)階級が上の相手よりも重い攻撃を繰り出す方法です。