先日、指導の勉強の一環として、ある他武道の道場に見学にいった時ですが、すごくモチベーションの高い子と、極端に低い子がいました。
その要因、原因は親御さんにあると感じました。
練習中にミスをするとすごく親に怒られている子がいます。
集中できていないばかりか、モチベーションまで下がる原因になっているみたいです。
スパルタが功を奏す時もありますが、マイナスに働いているケースです。
いい状態にある子
失敗しても周りの目を気にせず、成功したときにだけ親の顔を見てしてやったり顔。
練習も自分から行きたい。と言っており、練習中もすごくいい顔をしています。
いくら上手い選手でも、モチベーションをなくしてしまってはそれ以上強くなることは出来ません。
逆に、まだ上手くない選手でもモチベーションがあれば強い選手に勝つ可能性は無限大。
何のために叱ったり褒めたりするのでしょう。
それは自分の子がまっすぐ、逞しく成長して貰うためだと思います。
自分の感情を害されたときに怒り、満足したときに褒める。そんな指導者や親をよく見かけます。
斯く言う私もそういった部分が出てしまうときがあります。
自分の生徒を思うばかりにそういう発言が出てしまうのです。
しかし、それは一方的な感情の押し付けです。子供には負担となります。
一方、自分の子の頑張りを信じることは子供の励みにもなり、両者にとって良い関係が築けます。
何事も1人で行うことはできません。周りの仲間、先生、1番大きな存在の親御さん。
皆で上手く支えあっていけば、必ずよい結果がついてきます!