東桃谷昇級試験の話を書こうと思っていましたが、今週土曜の都島の方でも試験がありますので、終わってから書かせてもらおうと思います。
今回のブログは、初動作。
テコンドーの試合で勝つのに非常に大きなファクターになってきます。
スピードだけあっても、上手い相手には蹴りが当たらないんですよね。
重要なのは「初動作」
例えば、通常の中段蹴り、おおざっぱに
1:蹴るぞ!と脳が筋肉に伝達
2:踏ん張りが入る(力の溜め)
3:蹴りだす
4:蹴りが相手に届く
という風に分解できます。
ですので、例え筋力に自信があっても「3~4」間のスピードのみ。
「1」「2」の精度を上げないと、本物の速い蹴りにはなりません。
今回は、上記の「2」の改善の方法です。
蹴りだす前に溜めが入ると、
今から、蹴りますよーっと
相手に合図を送ってから蹴っているのと同じ事になります。
それを誤魔化すのが「フェイント」
蹴りだしのモーションと同じ動きをする事により、誤魔化す事ができます。
もう1つは脱力(瞬発的な力の発揮)と
筋繊維の捻り(外面的な変化を見せずに力を溜める)。
下記の動画を見てもらえば分かるのですが
いつ攻撃を繰り出すか分かります?
寸勁破板
文章では説明し辛いのですが
筋肉を脱力させ、(瞬間に爆発的なスピードを出すため)
且つ
外面的な変化を見せずに筋繊維をねじって溜めを作り
更に
攻撃時に全身を使って攻撃する事により
あのような攻撃が出来ます。
多分…笑
普通に構えている状態が、振るスイングの攻撃前の溜めを作っている状態と同じなんですね。
自分がその考え方で蹴っているのが、
プッチョ(前足からのスライド蹴り)。
まだまだお手本には出来ないのですが、参考までに
1モーション無駄な溜めが入っているのが分かると思います。。
この蹴り、練習中です。
目標は1挙動!
当たった後に相手が気付く位になれれば本物です!